50の手習い

気になったことを書き散らかしていこうと思います。

読書:おどろきの中国

ざっくりとした感想

何年も前に購入した本を久々に読み返してみた。その時もまあ面白いなあとは思っていたはずだが、今回は本当に面白い本だなあと思った。

気になった個所の抜粋

  • 中国を理解するヒントになるのは、EUヨーロッパ連合)だと思うんです。
  • 今の中国がどれくらいさかのぼれるかというと、400年どころじゃなく、少なくとも2200年前にさかのぼれる
  • まっ平なので移動のコストがとても安い。なので戦争もやりやすいし、政治的統合のコストが安い。
  • キリスト教を母胎にした文明の同一性のようなものが、EUを可能にした一番重要な核になっている。
  • 日本人は儒教の絶妙なハイブリッドの政治システムを一切理解せず、せっかく制度を輸入したのにその前提通りに行動しない。そういう人々なんです。
  • 天と天子を持っているシステムというのが、中華帝国においては一番執拗に残る、最も核となる要素で、それさえ残しておけば、ほかのものは否定できるということが、文革で証明されたのではないか。
  • 相手の世界の見方をつかむのが、外交や異文化理解の基本だけど、(日本は)その努力が圧倒的に足りない。
  • 日本の「侵略」が非難されているのは、戦争それ自体もさることながら、その「意図」なのです。これに抗弁したければ、侵略の意図がなかったと論証しないといけない。でもその論証に今も成功していない。
  • (日本は)侵略者のレッテルを貼られ、国力が疲弊し、とうとうアメリカから最後通牒を突き付けられた。ソ連と戦争するはずだったのに、アメリカと戦争しなければならなくなった。
  • 謝罪は「ごめんなさい」とだけ言えばすむわけではない。「こういうことをして、こういう間違いをしたから、ごめんなさい」としなきゃいけない。でも、肝心の何をやったか、何を間違えたかという部分を、日本人自身がよく理解していない。
  • 謝れないのに謝れと言われるから、謝る。でも内心は誤っている実感がないから、失言も出てくる。
  • ヴァイツゼッカー大統領は罪と責任を区別し、個人によって異なる罪の如何は横に置くとして、できるだけ共同で責任を果たしていこうと呼びかけた。
  • 中国一国とアメリカ一国を比べるなら、必ず中国のほうが上回るんですが、「全キリスト教文明圏」対「中国」で比べるほうが、国際社会学の力学をストレートに反映すると思う。
  • 覇権国というのは、説明責任をきちんと追うことが重要だと思うんです。ところが、中国では政治家や官僚が人民に対して説明責任がある、なんて少しも思っていない。
  • 日本の選択いかんで、日米関係や日中関係が同行できる、と思わないほうがいいと思う。中国は日本よりアメリカを重視しているし、アメリカも日本より中国を重視しているから。
  • もともと尖閣諸島をめぐっては、田中・周恩来協定、大平・鄧小平協定では「主権棚上げ」「実効支配は日本」「資源の共同開発」が基本の柱
  • 日本は中国に対してアメリカのカードを切ることができるし、アメリカには中国のカードを切ることができる
  • 中国が困っているときに手を差し延べ、よりよい信頼関係を作る

読書「サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」

ざっくりとした感想

 サイゼリヤの経営がとても科学的だという記事をネット上で見かけたので読んでみた本。同じことが何度も出てくるので、連載をまとめたものと思われる。外食産業を経営する人をターゲットにしているが、リーマンでも参考になるところはあると思った。

気になった個所の抜粋

  • 実際に店を視察するときは「商品」「設備」「作業」「立地」の4分野について、それぞれ100項目ずつ書き出していくことをお勧めする (100項目って、まじか!?)
  • やるべきことを3段階に分けて考えることだ。具体的には「実現に長期間かかる理想の案」「少し時間のかかる案」「すぐにできる案」 (青野社長の本にも似たようなことが書いてあった)
  • 店を観察し、なぜそうなのか因果関係を探り、何をすべきなのかを決めるというプロセスを繰り返していうるちに、繁盛店の「しくみ」が見えてくる。
  • 効率が悪かったとしても、問題は人にあるのではない。「作業」にあるのだ。
  • あらゆる経営判断はある意味「実験」だ。だから、実験を行う前提条件、実験方法、結果に至った原因の特定が求められる。
  • 人は「自分が絶対に正しい」と言い切れるほど、大した存在ではない。
  • 異常事態の時には平時にはできないことができて、平時には考え付かないことをひらめくかもしれない
  • 人は、自分中心に物事を考え、自分にとって都合がよい結論を導き出そうとする生き物だ。
  • 経営者や店長の仕事は「考える」ことだ
  • ある方法で失敗したとしよう。次に同じことを繰り返さなければ、少なくとも同じ失敗はしないで済む。その分、成功に近づく。
  • みんなが、より楽に仕事をできるようにする方法を考える。
  • 設備の技術革新については競合店視察も大切だが、専門誌などからいろいろな情報を集める努力も欠かせない。 (ぜんぜん、出来ていない)
  • あらゆる「実験は」何のためにそうするのか、なぜそれをすべきだと思ったのか、という前提条件を自分で文章にまとめて、ポイントを整理しながら進めていくとよい。
  • 「もっとおいしく料理を作れ」という言葉は、具体的に何をすればいいのかを全く説明していない。指示した側が、本当に望んだ味付けの「おいしい料理」を作ってほしければ、調味料の量や何分煮るかまで、きちんと説明しなければ「おいしい料理」を再現できない。
  • 目標として追う数値は時々変えても構わない。ただし追う数値は一つに絞ること。人間は一度にいくつもの目標を追えるほど器用ではない。
  • 周囲の店に対抗意識を燃やし、ライバル視するのは無意味。大切なのはどうやって自分たちが社会に貢献するかだ。 (社会を顧客に変えれば、イメージがつかめる)
  • 一番大切なのは、「なぜ、そうしたことが起きているのか?」と物事を考えるだけでなく、「なぜ自分はそう思うのか?」ということまで、考え抜けるようになる習慣を身につけることだ。
  • 人は誰でも自分が一番でありたいと思うから、無意識に他人のアラを探しがちだ。
  • 個人店も同業で自店よりも繁盛している店から学ぶべきだし、別の業態も研究すべきだ。

読書:「チームのことだけ、考えた。」

ざっくりとした感想

グループウェア国内No.1のシェアを持つサイボウズ社社長の著作 育児分制度とか自宅勤務を認めるとか、変わった勤務制度を持っている会社なのだが、どうしてそういう制度を作ったのかを説明した本。

制度を導入した理由については本書に記載してあるので、特に書かないのだが 個人的に印象に残った点は、社長になってからも、マネージメントに自信が持てず、さまざまな社外の研修に参加していたとか、とても勉強してたことだ。 当たり前といえば当間なのかもしれないが、なんとなく社長になったら、部下にはスキルアップを求めるが、自身はそういったことには力を入れないんじゃないかと思っていた。

気になった個所の抜粋(編集、省略箇所あり)

  • 人間は理想に向って行動する
  • そもそもチームとは、チームワークとは何か、という問いを立てた。有識者の意見を聞きながら、学者の論文を調べていった。
  • メンバーを大きな塊として考えず、一人ひとりすべて違う個性ある存在として扱う
  • 幸福感を失ってまで無理に成長を求める必要があるのか
  • 日本においては「怠けたウサギが悪く、コツコツ頑張った亀が偉い」と教えられる。ところが国によっては「ウサギを起こさなかった亀は卑怯だ」となるらしい
  • 公明正大とは、いつ誰にどの情報を公開するか基準を決め、それに従って嘘偽りなく情報を伝えていくことである
  • 質問責任とは、自分が気になったことを質問する責任
  • 説明責任とは、自分が行った意思決定について説明する責任
  • 「事実」と「解釈」は別物である。実際に起こったことが事実で、それを見て思ったことが解釈。たいていの場合、事実は大したことはない。解釈を付け加えることで、人は感情的になってしまう。
  • 大きなトラブルが発生したとき、事実を並べていくと、どれくらいのサイズの問題がどれくらいの範囲で起きているかを共通認識にできる。あとはできることに粛々と取り組んでいくしかない。
  • 原因と課題は「行動」だと定義した。行動に着目することで外部の変化にとらわれず、自分たちの行動の見直しが進む。
  • 不満がある状態は理想と現実にギャップがあるということだ。
  • 今いるメンバーだけでなんとかしようとするのは問題。部を横断する会議体に問題を提起すれば、より多くの協力者を得られるかもしれない。
  • コンセプトとは「誰」に「何」と言わせたいか。
  • 「起案」とは問題を発見し、次の理想と課題を設定する企画を立てること。
  • モチベーションを高めるには、やりたいと思える要素を探す、スキルがなければ外部の力を借りる、信頼する人からの期待の言葉をもらう。
  • 「制度」は「風土」とセットで考える。「風土」とはメンバーの価値観のこと。
  • プロセスをオープンにすると、いろいろな人からあれこれ言われて面倒くさいと思うかもしれない。しかし、後で言われて手直しすることを考えれば、できるだけ先に言われたほうがコストもリスクも低くなり、さらにクオリティも高くなる。
  • 女性でも一人ひとり全く違う。独身者、既婚者、子供がいる、両親がいるなど。性別よりも個性に注目するときがきた。
  • 子供のころ「チームワーク」について教えられた記憶がない。学校のテストは常に一人で解いてきた。しかし、社会人になると、一人一人の強みに合わせて仕事を役割分担することがチームワークの基本だ。

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30km Run

来月、行きがかり上、京都マラソンに出走することになったので それに向けての練習として、30km RUNの大会に出走してみました。

drerun.jp

自宅から歩いて10分かからないところにあり、準備などを考えると非常に手軽に参加することができました。 運営もシンプルで個人的にはとても気に入った大会でした。

  • 儀礼的なことがない(走る前の行事は10分ほどの注意事項のみ)
  • 給水間隔が短い(1周3kmなので)

結果は3時間44分で、個人史上最速だったのですが、全体では104組中100位とほぼ最下位の成績でした。 年始から30km走るような人には、冷やかしがまったくいなかったみたい。

今回の練習で、分かったことは

  • 20km を超えたあたりから、がっくりとスピードが落ちる
  • しんどくなってからも走り続ける気力が必要(最後は根性)
  • 暖かいほうが体が動くので、京都は防寒対策をきちんとして走ろう

今まで、フルマラソンで6時間を切れたことはないんだけど(前回の京都はタイムオーバー) 今回は完走したいです。

神戸マラソン(2017)

昨日の神戸マラソンの結果と反省。 当初の目標は6時間だったが、結果は6時間40分。前回、コースの厳しい和倉マラソンで6:30を切ったことと、今回はソロで走るので自分のペースでいけば6時間を切れるかと思ったけど、まったくダメでした。
15kmまでは5:30のペースについていけたけど、そこからはついて行けなかった。レース前は15kmを8分、30kmを8分30秒、30kmからは9分とか計画してたけど、まったく計画通りにできなかった。よく考えれば、その目標を実現するだけの根拠がない(練習をしていなかった)んだよなあ。
ただ、次のページを参考にして、今までより補給は上手くできてたと思う。レース後の疲れも、これまでよりはましだった。 それでも、途中でお腹がすいた感じがあったから、もっと食べてもよかったのか? せやけど、あんまり食べ過ぎるとお腹がタポタポになっちゃうからなあ。

JogNote

今後は地道にトレーニングを積んでいって、何とか6時間を切りたい。そうしないと出られるレースが限られるかならなあ。  

それと、寒い中一所懸命にサポートしていただいた、マラソンのスタッフの方には頭が下がる。ほんとにありがとうございました。